牛丼が体に良い理由

「牛丼」に関する健康調査の実施

牛丼並盛は1日に必要なエネルギー源に対してたんぱく質・脂質・炭水化物の食事摂取基準の(※)4分の1~3分の1が摂取できる食事です。

特に最近の研究結果では、効率よく筋肉を作るには、一度に多量のたんぱく質を摂るよりも、20g程度を数回に分けて摂ることが効果的であることが報告されています。牛丼並盛一杯は、およそ20gのたんぱく質を含んでいるので、一度に摂るたんぱく質の量として多すぎず少なすぎず、筋肉合成に理想的なものです。

また、牛肉のたんぱく質は体内で合成できない9つのアミノ酸を十分に含む質の良いもので、さらに鉄や亜鉛といった新陳代謝には重要であるにもかかわらず欠乏しやすいミネラル類を豊富に含んでいます。
(※)日本人の食事摂取基準2020年版、30-49歳男性活動度Ⅱの場合

牛丼ON野菜

クッキング&コンフォートスタイルの店舗で提供中の「牛丼ON野菜」は栄養バランスを考えてしっかり食べたい方向けの美味しさと健康を兼ね備えた商品です。牛丼にガーリックを利かせた胡麻油をからめた温野菜5種類(赤ピーマン・ブロッコリー・かぼちゃ・れんこん・ヤングコーン)を添えており、一食で理想のタンパク質量と成人が1日に必要とする野菜量(350g)の4割超を摂ることができます。本商品は、株式会社吉野家ホールディングスと学校法人香川栄養学園女子栄養大学が産学連携包括協力協定締結をした一環で両者が連携してリニューアルを行いました。栄養監修は女子栄養大学栄養学部専任講師の浅尾貴子先生が担当くださいました。

「牛丼ON野菜」はスマートミールの「しっかり」の基準の認証を取得しました。スマートミールとは一食の中で主食・主菜・副菜が揃い、野菜がたっぷりで食塩のとり過ぎにも配慮した健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事であることを意味しています。スマートミール基準は厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」等に基づき設定された基準を満たす必要があり、認証種類は「ちゃんと」と「しっかり」の二基準があります。