第二の柱「から揚げ」
吉野家の「から揚げ」の特徴は肉厚大ぶりであることと、「牛丼」同様に飽きのこない毎日でも食べたくなる味わいであることです。「から揚げ」の鶏肉は、バイヤーが吉野家のから揚げに合う鶏肉を出荷できる契約農家を選定し、完全加熱品ではなくフレッシュ(生)の状態で仕入れています。大ぶりにカットした鶏もも肉は生姜をたっぷりと入れた特製たれに48時間漬け込み、下味をしっかりつけています。この鶏肉を店舗で従業員がひとつずつ丁寧に粉を付け、高温の油でうまみをぎゅっと閉じ込めながら揚げて提供します。この際、カリッとした食感とうまさを最大化するための特別な配合をした粉と油を用いています。こうして、カリッとした食感に続いて口いっぱいにジューシィな濃いうまみが広がるにも関わらず、食後感はすっきりとした「から揚げ」が出来上がります。