【吉野家】吉野家、テイクアウト用レジ袋をバイオマスプラスチック配合に変更−今後も引き続き、レジ袋を無料対応−

 株式会社吉野家(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村泰貴、以下吉野家)は、2020 年7月1日(水)より全国の吉野家店舗で使用しているテイクアウト用レジ袋を、バイオマスプラスチックを配合したレジ袋に変更いたします。また、吉野家では今後もお客様の安心・安全を最優先し、引き続きテイクアウト用レジ袋を無料で対応いたします。

吉野家バイオマスプラスチック配合のレジ袋

吉野家バイオマスプラスチック配合のレジ袋

 吉野家は(吉野家の味をご家庭で楽しんでいただくために)、1975 年のテイクアウト本格導入(当時の牛丼並盛の価格は 300 円(税込)でした)以降、熱々出来立ての牛丼弁当を販売し、ご愛顧いただいております。近年ではテイクアウト時に使用するレジ袋は石油由来を原料とした袋を使用しておりましたが、CO2 削減・環境保全のため、植物由来を原料としたバイオマスプラスチック配合の袋へと全店*1切り替えることにいたしました。吉野家のテイクアウト用レジ袋を植物原料が 25%配合された袋へと変更することで、年間 34.6 トンの石油由来プラスチックが削減される見込みです。
*1吉野家店舗数 1,217 店舗(2020 年5月 31 日時点)

 また、2020 年7月1日(水)からレジ袋が有料化されますが、吉野家ではお客様に安心・安全にテイクアウト商品をお持ち帰りいただくために、今後もテイクアウト用レジ袋を無料で提供することにいたしました。レジ袋でお持ち帰りいただくことでマイバックよりも安定した状態で持ち運べること、衛生面を担保することが狙いです。

 今後も昔ながらの牛丼弁当に加えて、テイクアウト商品の充実化やテイクアウト限定のキャンペーンを実施するなど、多様化するお客様のニーズにあわせた施策を引き続き行ってまいります。スマホで事前に注文すれば、店舗ですぐにテイクアウト商品を受け取れるサービス「スマホオーダー」*2もそのひとつとなっております。
*2 https://www.yoshinoya.com/service/bentou/

 吉野家は今後もより一層「うまい」牛肉にこだわり、お客様に感動をともなう満足を感じていただけるよう尽力していきます。また、さらに多くの皆様にいつでも何度でも来たいと思っていただけるようなメニュー・サービス・店舗づくりを積極的に展開いたします。

【バイオマスプラスチックの特徴】

 バイオマスプラスチックは、再生可能なバイオマス資源を原料に化学的または生物学的に合成することで得られるプラスチック。主な原料はサトウキビから砂糖生産時にできる副生成物「廃糖蜜」です。焼却処分した場合でも、大気中のCO2 の濃度を上昇させない特徴があります。これにより、地球温暖化の防止や化石資源への依存度低減にも貢献することが期待されます。
※日本バイオプラスチック協会 HP 参照 http://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-02/y031202-5r.pdf